欧州王者イタリアが敗退…2大会連続W杯逃す 北マケドニア、ポルトガル、ウェールズ、スウェーデンがPO決勝へ/W杯欧州予選FIFAワールドカップカタール2022のヨーロッパ予選プレーオフが24日、各地で行われた。すでに10カ国の本大会出場が決まっているヨーロッパ。残る出場国3枠は、10組に分かれて行われた予選の各組2位にUEFAネーショ
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FIFAワールドカップカタール2022のヨーロッパ予選プレーオフが24日、各地で行われた。
すでに10カ国の本大会出場が決まっているヨーロッパ。
残る出場国3枠は、10組に分かれて行われた予選の各組2位にUEFAネーションズリーグの上位2カ国を加えた計12カ国で争う。
3つのトーナメントに4カ国ずつがわかれ、それぞれの勝者が本大会出場権を手にする形となっていたが、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、ロシアは出場禁止に。
またウクライナも情勢を鑑みて、スコットランド戦が延期となったため、計4試合開催となった。
注目はポルトガルとイタリアが同組となったPath C。
ポルトガルはトルコと対戦となり、15分にベルナルド・シルヴァのミドルシュートのこぼれをオタヴィオがつめて先制し、42分にもオタヴィオのクロスからディオゴ・ジョッタがヘディングで決めてリードを広げる。
トルコは65分にブラク・ユルマズのゴールで1点差とすると、85分にはPKを獲得。
ユルマズがキッカーを務めたが、枠を大きく外れ、絶好機を逃した。
ポルトガルは終了間際にも1点を追加して、プレーオフ決勝へ駒を進めた。
一方のイタリアは北マケドニアと対戦。
30本のシュートを浴びせるが、ゴールが遠く、時間が経過する。
すると後半アディショナルタイム92分、北マケドニアのアレクサンダル・トライコフスキが値千金のミドルシュートを決めて、先制に成功。
このまま勝ち切り、金星を挙げて29日のポルトガルとの決戦に向かう。
ユーロ王者のイタリアだったが敗退が決定し、W杯は2大会連続で出場を逃すことになった。
Path Aのウェールズは25分にギャレス・ベイルがFKを直接決めて先制。
51分にもベイルが加点すると、オーストリアの反撃を65分のマルセル・ザビッツァーのミドルシュートから生まれたオウンゴールの1点に抑え、2-1で勝利した。
スコットランドvsウクライナが延期となっているため、6月にプレーオフ決勝が行われる見込みとなっている。
Path Bのスウェーデンとチェコの一戦はスコアレスで延長に突入。
なかなか均衡が崩れなかったが、延長後半に入って110分、ホームのスウェーデンはアレクサンデル・イサクとのワンツーから途中出場のロビン・クアイソンが決めて待望の得点を挙げる。
これが決勝点となり、スウェーデンがポーランドの待つプレーオフ決勝へと進んだ。
ウェールズ 2-1 オーストリア
スコットランド 延期 ウクライナ(6月予定)
<決勝>
ウェールズ vs スコットランドorウクライナ(6月予定)
ロシア 中止 ポーランド
スウェーデン 1-0(延長) チェコ
<決勝>
ポーランド vs スウェーデン(3月29日)
ポルトガル 3-1 トルコ
イタリア 0-1 北マケドニア
<決勝>
ポルトガル vs 北マケドニア(3月29日)
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